2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

禍を福として前進すれば良いことがある(1)

[社会史ノート]昇地三郎〈昇の字は日の下に舛と書くのが正しい)。1906年〈明治39年)生まれ、福岡市在住。元気溌剌の自称”106歳児”である。99歳で世界一周を志し、これまで8回、講演旅行した。今年もロシア、カナダ、南アフリカなど、飛行機を…

TPPより円高対策が優先(2)

(外国為替)米国のFOMC(連邦金融政策委員会)が QC3(第三次量的拡大)に踏み切った。リーマンショックの痛手からまだ立ち直れない米国だが、いったい、何をしようとしているのか?米国政府の歳出は、常に歳入より多い。財政の赤字は国債発行で埋めている…

TPPより円高対策が優先(1)

(外国為替)テレビで元横浜市長の中田某(”日本維新の会”から衆院立候補予定)がTPP促進を発言していた。「日本は海外と交易しなければ生きられない国。TPPに反対では国の将来はない」と言う。交易立国は正しい。だが忘れてはいけないことがある。円高…

美意識の欠如

[社会史ノート] 半世紀前、日本人には”男の美学”があった。 定めなき時代に、己れを高く持し、勇気と決断を有し、 死んで時代の礎石となる。 竜馬伝、沈まぬ太陽、勇者は語らず・・・・・・・ 弁解もしなかった。 男はその美学を失った。 母系社会へ転換。女…

日米・資産家の差

[社会史ノート]米国にオペレーション・ブレッシング・インターナショナルOperation Blessing International 略称OBI)というNGO(非営利・非政府系国際活動法人)がある。基督教系の人道的支援団体(日本で言えば赤十字)で、米国バージニア州を本部と…