2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人間教育の教育内容へ

教育理念・方針・政策に続いて、3回目は教育内容と教師資格について書きたく。先生と学校のレベルが低下。先生としての資質と必要条件の新たな基準を作るべき。教育・勉強・学習の中味について再考し、いわゆる「人間教育」をベースにしたものへ。何を教え…

教育理念・方針・政策の改革

先回の序論的なものに続く2回目。教育理念・方針・政策の改革について書きたく。終戦から65年が経過。時代と社会変化の中で、憲法と教育基本法他も見直すべき。意識の劣化は教育面も関与。無関心と無責任で自分のことだけを考える日本人へ。現役世代は戦…

再生のための教育改革

The darkest hour is that before the dawn ということが継続し加速している。政治・経済の一点突破による「日本のビジョン 希望の再設計」が急務の時。その一方で、時間はかかるが、日本人の意識改革と教育改革も必要だと思料。少子高齢化、日本経済の縮小…

予 告

来週から全5回の予定で「日本のビジョン・教育改革」をお送りします執筆者 新 実 則二 プロフィール 人事・採用・教育関係の仕事に従事 経営コンサルタントとして執筆の仕事 会社経営者を経て引退 現在無職 タイトル 「再生のための教育改革」

消費税増税は正しいか

9月17日のNHKスペシャル「政権交代2年、政治は“漂流”から抜け出せるか」を見た 。民主党、自民党から各2人、評論家が3人、近頃の政党の罵り合いから見れば、めずらしく正常で、国民感情にマッチした発言が多かった。これだけ国民感情を理解していな…

相続税で資産格差を是正

前回に引き続き、重要な要素とは、既得権益の是正である。日本経済の停滞原因は、既得権の是正ができないことにあるが、なかでも最大の既得権が資産格差である。税の機能のひとつに「再配分機能」がある。税の負担と配分を調整し、所得や資産の再配分をはか…

財政はまだ拡大が必要

消費を増やして内需拡大と書いたが、簡単に消費は増えるのだろうか? まず下の国民経済計算を見てほしい。一目で理解できるのは、2009年の国民可処分所得(家計の名目収入水準と考えればよい)は、バブルの頂点だった1990年と同じレベルにある。20…

国債の計画的償還

私の提案は、日銀による国債の引受けではなく、国債の償還である。国の借金をを踏み倒すのではなく、日銀券で償還するのである。いつまでも、債務という過去の亡霊に足をとられていると、経済のリセットが遅れてしまう。もともと返済が望めないほど膨れあが…

日銀が国債を引き受ければインフレになるか

結論から言えば、少なくとも、すぐ激しいインフレにはならないだろう。貨幣数量説にしたがえば、一定の商品流通に対し、貨幣流通量が過大なら物価は上がり、過小なら物価は下がる。理屈はそのとおりだが、経済的現象は物理的現象と異なり、大衆心理で動くか…

日銀の国債引受け

円高も、デフレも、対策は、せんじつめれば、内需拡大しかないのだが、これだけ財政赤字が累積しているのに、内需拡大のための財政支出ができるのか?。昨日の原稿はそこで終わった。在野の学者やエコノミストに、日銀が国債を引き受けるべきだという主張が…

円高対策

円高が新しい段階に進もうとしている。このままでは国内の製造業が壊滅し、雇用に重大な影響がある。東日本大震災で、大損害を蒙った日本が、円高になるのはおかしいと言う人もいるが、為替はいろいろな要因で動くから、おかしいとも言いきれない。それに今…