2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

改革と再生の時

[教育]衰退の中での暗い年の暮れ。”栄枯は移る世の姿”の「荒城の月」のような感じだ。進化論とか循環論から堕落論の世の中。責務・実行・活気から程遠い日本人か。財政破綻、政治家の資質劣化、少子化の歪み、モラルダウン・・。基本問題が山積。改革と再生…

国債の計画的清算

[経済] 基礎的財政収支(プライマリーバランス)という指標がある。[税収ー歳出]を示した単純な指標だが、歳出には国債の償還費用と利子を含む。大きなローンをかかえているサラリーマン家計を例にとれば、生活費が月々の収入以下、ローンの元利返済が可能な…

日本が破産しているとしたら、それでも増税が正しいか

[経済] 前稿「経済学者を叱る」で書いたのは、グローバルな金融の暴走についてだった。日本でも、金融が非常におかしな格好で、国家財政を歪めている。大切な問題だから、皆さんに、しっかり読んでいただきたい。 日本は、GDP比の国債発行額が世界最大で…

経済学者を叱る

[経済] 経済学ほど役に立たない学問はない。これだけ世界の経済実態や制度が変貌しているにもかかわらず、いまだに1世紀前のケインズが第一線で活躍している。それどころか、ノーベル経済学賞の対象になった金融工学は、金融資本主義という災いのたねを世界…

大阪市民の選択は明るいニュース

[政治] 久しぶりに 明るいニュース です。大阪のダブル選挙で、「橋下徹と大阪維新の会」が、政官財の圧倒的な組織票に対して、勝利しました。市民は、既成の政治ではなく、若く、行動力があり、スピード感に溢れる政治を選んだのです。これがなぜ明るいニュ…

ドイツ人からの提言

(教育) 男の子の躾け方 あるドイツ人からの提言 クラウス・シュペネマン 光文社知恵の森文庫 著者のクラウスさんと、奥さんのとも美さんとは、留学先のシカゴ大学で知り合って結婚、日本に住んで、二男一女の親となった。今は全員が立派に成人している。ク…

道を誤ったら引き返す

[原発] 今年もそうだったが、来年も、全原発を止めたままで、全電力を賄うことができるかもしれない。もしそうなら、反原発市民派の主張するように、これから未来永劫、原発を使わないですむか? それはできない。原子力発電を火力で代替すれば温暖化ガスが…