2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

米国の所得格差

[格差デモ] 上のチャート(クリックで拡大)は「ウオール街を占拠せよ」の機関紙が掲載しているもの。アメリカ最上位の富裕層1%の合計所得が全所得の何%にあたるかを示している。驚いたことには、2007年の実績では、最上位富裕層1%の所得が、全体の…

10・29反格差デモに注目

[格差デモ]「ウオール街を占拠せよ」と、若者たちがニューヨークの公園にテント生活を始めてから、1ヶ月を経過した。日本のマスコミはこの事件を大きく取り上げようとしない。戸惑っているようにも見える。だが事件の意義はそんなに軽くない。世界中の若者…

あるもの、ないもの、なくてはならないもの

[教育]意識改革と意思表示。危機意識と問題提起から、次の段階へ移行するアクションの時。不安・不満・不平は「社会で解決」せざるをえなくなる。その意識と行動。日本の現状。”ない”ものを10個、”ある”ものの5個を下記に記した。「ない」 1 トップに人…

TPPではなく2国間品目別農業協定を

[TPP]TPPについて続けます。農業以外の自由化問題が大きすぎると書きましたが、肝心の農業についてはどうか? 農水省の予想によれば、TPPの実施で農業生産が4.5兆円減少(平成10年の農業産出総額は約10兆円)。 食料自給率 40%が13%に低…

TPPはコメの問題ではない

[TPP]経団連がTPP早期参加を政府に要請し、これに民主党内の農政派が反対して、賑やかになってきました。食糧安保の話を中断し、今日はTPPについて。私たち国民はTPPをコメの関税問題と理解してきました。しかし農業分野の自由化はTPPのごく一部…

世界人口の増加

[農業] これから、おりにふれて、「日本の農業をどうするか」について、書くつもりです。言うまでもなく農業は食の安全保障に関係します。まず議論に先立つのは世界人口増加の見通し。食の安全保障とは、世界の人口増加に、農業が追いついていけるか、の問題…

漢字離れと歴史の軽視

[教育]長崎外国語大学の光田明正学長から、時事通信社の「内外教育」を送ってもらった。その中に「初心に帰ろう」の記事。日本の問題は、漢字離れと歴史の軽視との指摘。この100年 「文明開化」→「科学技術振興」。「富国強兵」→「経済発展」の問題。”日…

家庭教育と企業教育

学校教育に続いて、5回目は、家庭教育と企業教育について書くことにする。意識の劣化→教育改革→日本の再生という考えの組み立て。教育が原点との認識。教育の問題は多様な見解があり。とはいえ諸問題を教育により解決は等しく承知のこと。”頑張る 懸命に勉…

大学教育の問題

教育理念 教育内容に続いて、4回目は大学教育の問題について書くことにする。”いかに小さくとも大学とはこれ如何に”。大学教育についても再考し改革するべき時。今の大学は人間形成も勉強もしない所。ひたすら遊びとクラブ活動と良き友との場の4年間。吉田…