2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

安楽死=人間の生き方(1)

[安楽死]高齢化社会の次には多死社会がくる。いやな表現だが、事実だからしかたがない。高齢者比率は現状約20%だが、2050年には35%近くに上昇。人口の3人に1人が高齢者、8人に1人が要介護高齢者になる。必然的に死亡者も増える。2008年は11…

3と三と三月

[社会史ノート]花が咲き、鳥が唄う三月。希望に溢れた卒業式のこどもたち。 そして1年前の不幸。3と三について、思いつくままに。 「三界 三業 三助 三軍」「三下り半」「三世代住宅」・・・ 半世紀で死語となった言葉の多さよ。 「三丁目の夕日」。 昭和3…

国債の清算・再説(6)

[財政]このままでは財政破綻は必至。何もしないで破綻を待つより、累積した国債を清算して、財政を再建しようと提案している。だが、「今の日本では、財政破綻でもしないかぎり、何もできない」 と、むしろ表現は悪いが、財政破綻に期待する意見さえある。お…

国債の清算・再説(5)

[財政]政府マネーによる国債の清算を提唱しているのは、銀行マネー型の国債が行き詰まり、政府マネーを使う以外に、清算の方法がないからである。清算後、あらためて正常な財政運営に復帰するが、過去の誤りは繰り返してはならない。今度こそ、健全な財政運…

国債の清算・再説(4)

(財政)条件の第二は、国債の清算に、国民の理解を得ることである。お札を刷って国債を返済する、という私の提案を疑いの目で見る人も多いだろうが、けっしておかしな話ではない。お札を刷るということは、本質的には、「銀行マネー」に代わる「政府マネー…